さくら宣言「66を出したい」/女子ゴルフ
<女子ゴルフ:ミズノクラシック>◇2日目◇5日◇滋賀・瀬田GC北C(6450ヤード、パー72)◇賞金総額100万ドル(約1億1500万円)優勝15万ドル(約1725万円)
14位スタートの横峯さくら(19=サニーヘルス)が67で回り、通算9アンダーの8位に浮上した。14番までに6バーディーを奪い自己ベスト66を更新する可能性もあったが17番ロングのボギーで消滅。雪辱に燃える横峯は、6日の最終日に向けて「66を出したい」と宣言。自己ベスト&初の2ケタアンダーで世界の強豪に存在をアピールする。金英(25=韓国)が通算14アンダーで首位を守った。宮里藍(20)は5アンダーの27位。
負けず嫌いな性格が、その言葉ににじみ出ていた。会見を終え、練習も終えた帰り道で、横峯が「17番? もういいじゃないですか。絶対17番のことを聞かれるって思ったんですよ。だからボギーにはしたくなかったんです」と、ポツリと本音をこぼした。
この日の17番ロングの平均スコアは4.6667。18ホール中2番目に易しいホールで、まさかのボギーをたたいた。それも4メートルのバーディーチャンスを1メートルオーバーして、返しも入らず3パット。「17、18番はロングだし、自己ベストも狙えそう」。14番までに6バーディーを奪い、6月リゾートトラスト初日にマークした66も頭によぎっていただけに、痛恨のボギーだった。
東京都内で結果を聞いた父良郎氏も「2つバーディーを取ってれば、優勝も見えたのに」と娘の失速に気を落としたが、この悔しさは反発のエネルギーにするしかない。幸いゴルフのリズムはいい。今週は日下部マネジャーをキャディーに初起用しているが、歩測もライン読みもすべて自力。「ボールの場所に行く前に、残りの距離を測ってクラブを選んでるから迷いがない」。状況を自分で感じ、考え、決断するゴルフ本来の楽しさを思い出しバーディーを量産している。
父良郎氏は「15アンダー以上出せば(長女)留衣をさくらのマネジャーにしようかな」と珍提案。初の2ケタアンダーまであと1打、5打差逆転なら夢の米ツアー出場権も手にできる。「昨日が4つ(アンダー)で今日が5つ。明日は6つくらい目指して目標を高くして頑張りたい」。藍に変わり今年はさくらが、米ツアーの強豪に存在をアピールする。【木村有三】
[2005/11/6/12:22 紙面から]
写真=12番ホール、バーディーパットがラインに乗り腰を落としてボールを見つめる横峯さくら
|