藍、難コースに完敗/女子ゴルフ
<米女子ゴルフ:マスターカードクラシック>◇最終日◇12日◇メキシコ・ウイスキルカン・ボスケレアルCC(6943ヤード、パー72)◇賞金総額120万ドル(約1億3800万円)優勝18万ドル(約2070万円)
【メキシコシティー12日(日本時間13日)=大石健司】宮里藍(20=サントリー)が世界屈指の難コースに完敗した。8番で03年11月のプロデビュー戦以来の4パットを記録するなど4バーディー、5ボギー、1トリプルボギーの76とスコアを落とし、通算6オーバーで56位。3週後に迫った今季メジャー初戦クラフトナビスコ選手権に向け、正念場を迎えた。諸見里しのぶ(19)は通算8オーバーで66位。6年連続賞金女王を狙う今季初戦のアニカ・ソレンスタム(35)が、通算8アンダーで大会2連覇を果たした。
宮里が、前日は諸見里を泣かせた8番で崩れ落ちた。5Wで打った第1打は、フェアウエーを突き抜けてクリーク前の斜面に止まった。極端な左足下がりと低木に阻まれて、泣く泣くアンプレアブル(1罰打)。第3打は2段グリーンの下8メートルに乗せたが、ファーストパットは1メートルオーバー。そこから行ったり来たりの4パットでトリプル。プロ2度目の屈辱を味わった。結局3日間1度もアンダーパーを出せなかった。
それでも炎天下で約1時間のパット練習を終えると「ハワイの2試合に比べて、ずっと納得できるゴルフだった。自分の中ではいいフィーリングが来ている。(ショットとパットの)かみ合わせがよくなれば、上位には行けると思う」と話した。
平地より12〜20%は飛距離が伸びる高地。しかし3日間、ロングでバーディーなしとメリットを生かせなかった。またしても、消化不良の結果に自らをサクラに例え「まだ3試合が終わっただけ。(私は)1分も咲いていない」と言った。しかし、30日からのクラフトナビスコ選手権までに、残された試合はあと1つだけ。サクラの季節は、もうすぐやってくる。
[2006/3/14/09:29 紙面から]
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