亀田「あしたのジョー」になる
WBA世界フライ級4位の亀田興毅(19=協栄)が次戦で漫画「あしたのジョー」のノーガード戦法で観客とお茶の間をくぎ付けにする。14日、都内の協栄ジムで8日のWBC同級13位のボウチャン戦以来、6日ぶりに練習を再開した。平均26・5%(関東地区24・8%)の高視聴率をマークした亀田は5月5日のプロ11戦目でファンと視聴者を倍増するファイトを予告。あしたのジョーの主人公・矢吹ジョーを引き合いに出し「ノーガードでいく。もらっても大丈夫なパンチだけ受けて左拳をズボーンって打って倒すだけ」と派手な打ち合いを演出するプランを掲げた。
漫画の世界を実現するのが亀田流のプロ魂だ。これまで両腕の強固なガードで攻める印象が強い。だがファンの期待に応えるため、ノーガードの時間帯を作る。「『亀田、打たれろ』みたいなオレを嫌いなヤツもおる。アンチ亀田を取り込むためにパンチをもらう。目が離せんような打ち合いが一般受けする」。観客と視聴者の目を満足させるための努力は惜しまない。5月5日はアマ時代に2度試合し、ともにKO勝利。「ゴールウイークに強い。亀田ウイークにする」。次戦もゴールデンタイム中継が濃厚だ。ノーガード戦法で派手なKO劇と高視聴率の両方をつかむ。【藤中栄二】
[2006/3/15/09:31 紙面から]
写真=右アッパーをたたき込む亀田興毅
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