大毅「負ける気せえへん」川嶋とスパー
「浪速の弁慶」亀田大毅(17=協栄)が、日本王者レベルの実力を証明した。15日に横浜市内の大橋ジムで、前WBC世界スーパーフライ級王者川嶋勝重(31=大橋)と4回のスパーリング。アマ時代の04年8月18日以来1年7カ月ぶりの「再戦」になったが、がむしゃらに攻めた前回と違って川嶋の動きを冷静に見極めた。
3回まで左ボディーブローと連打で激しく打ち合い、互角以上の展開。最後の4回は距離を詰めて、一気に強烈な左右のボディーを浴びせて圧倒した。「パワーとか負ける気がせえへん」。大毅は自信満々に手応えを口にした。
川嶋の師匠で元世界ミニマム級王者の大橋会長も、急成長に目を丸くした。パンチ力とプレッシャーの強さに驚き「前とは全然違う。お世辞抜きで総合的にも日本王者の実力。左ボディーと勝負のかけ方は世界レベル」と絶賛した。大毅は23秒殺した先月26日のデビュー戦以来のスパーリング。実戦から遠ざかるブランクも関係なし。トレーナーの父史郎氏は「相手の持ち味を完全に消した、興毅と競い合って成長しとる」と満足顔。4月14日のプロ2戦目(後楽園ホール)を控える大毅にとって、大きな自信になった。【藤中栄二】
[2006/3/16/12:06 紙面から]
写真=川島(左)に右フックをヒットさせる亀田大毅
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