奈良小学1年楓ちゃん殺害は王寺町以南か
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7)が殺害された事件で、犯人は奈良県王寺町付近から遺体が見つかった平群町に北へ移動しながら、母親(28)の携帯電話に写真付きメールを送り付けるなどしたことが22日、楓ちゃんの携帯の通信記録や位置情報で分かった。
写真は遺体とみられることから、捜査本部は遺棄場所へ移動前の王寺町以南で殺害した疑いがあるとみて、王寺町から平群町へ南北に走る国道168号沿いなどでの聞き込みを強化している。
調べでは、楓ちゃんは17日午後1時40分ごろ、携帯で母親と話したのを最後に消息が分からなくなったが、楓ちゃんの携帯から母親の携帯に同7時50分ごろ“ワン切り”の発信があり、同8時4分に写真がメールで送り付けられた。
通信記録の解析で、ワン切りは王寺町南隣の同県香芝市にあるアンテナ基地局のエリア(半径約3・5キロ)から発信されたことが分かった。殺害後とみられるメールは、この基地局の北約7・4キロの基地局を中心とする半径約3・5キロの円を6等分した扇形のうち、東―南東のエリアから送信されていた。
さらに同8時27分にメールが送信されたエリアの北側で、いったん切られた携帯の電源が入れられたことも位置情報で判明。捜査本部は移動中に未発見の携帯や靴などを捨てた可能性もあるとみて、168号沿いなどにあるコンビニのごみや防犯ビデオを調べている。
[2004/11/23/11:12 紙面から]
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