2円さい銭ドロに神戸地裁が実刑判決
神戸市の寺院のさい銭箱から2円を盗んだなどとして、窃盗などの罪に問われた神戸市の無職近藤誠治被告(27)に、神戸地裁は14日、懲役1年10月(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。被告側は2円について「刑罰に値する違法性はない」として無罪を主張していたが、佐茂剛裁判官は判決理由で「現金2円は刑法上の財物。結果的にわずかな額にとどまったが、被害者からすれば参拝者が提供した浄財であり、刑罰で臨むほどの違法性がないとは到底言えない」と退けた。
近藤被告はほかにもコンビニ店で乾電池を盗んだ窃盗罪や、シンナーを所持、吸引した毒劇物法違反罪にも問われており、佐茂裁判官はいずれも犯罪事実を認めた。判決によると、近藤被告は05年10月24日午前6時ごろ、神戸市須磨区の須磨寺大師堂のさい銭箱から2円を盗むなどした。
[2006/3/15/11:10 紙面から]
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