鳥谷500万円増の2000万円で1発サイン
鳥谷くん、クールはあかんで! 注目新人として1年を過ごした阪神鳥谷敬内野手(23)が24日、プロ初の契約更改交渉で500万円増の年俸2000万円に1発サインした。球団からはファンへの対応で「冷たいイメージなどを与えないように」と注文がつき、鳥谷も「分かっています」と応じた。
野球の実力は、球団も将来性を感じている。交渉役の牧田球団本部長は「1年を通じて1軍にいたし、後半数字を上げてきて来季は期待できる」と話した。だが気になるのは鳥谷のクールさだ。東京出身で“イケてる”風ぼうが、ベタベタな阪神ファンには冷たく映ることもある。それを気にする球団側が交渉の席で、中心選手の自覚を促した。
牧田球団本部長 阪神ファンは幅が広いでしょう。
鳥谷 関東と違って最初は(注目が)すごいと思いました。
牧田本部長 今後はファンサービスもしっかり考えて欲しい。サインをするだけでなく声をかけるとかね。冷たいイメージを与えがちなのでね。
鳥谷 分かりました。
注目のプロ1年目で、熱烈な阪神ファンの期待に十分にこたえたとは言いがたい。それでも101試合に出場し、打率2割5分1厘とそつなくこなすのは鳥谷の持ち味でもある。来季は遊撃専任で、ライバル藤本を二塁に“追いやった”格好になるのも逆風。これからもっとファンに愛される選手になって欲しい。球団は、そんな願いも込めながらアップ額を提示した。
「来季は140試合フルに出るのを目標に」と鳥谷も、2年目はさらに存在感を増す気構えだ。【町田達彦】
[2004/11/25/11:09 紙面から]
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