赤星、盗塁セ界新「76」更新狙う
セ・リーグ記録の更新プランが固まった。阪神赤星憲広外野手(28)が11月30日、76盗塁のリーグ記録更新に向けて開幕ダッシュをポイントに挙げた。3年連続でタイトルを獲得した盗塁王の狙いは、リーグ記録を破ることに絞られた。
「今年は後半にたくさんできた。これなら76個もクリアできるかなと思う。これまでは記録更新と言われても“します”と言えなかった」。
赤星が自信を膨らませたのは、今年8月以降のスチールラッシュだ。7月までは23個と伸び悩みながら、後半2カ月で41盗塁と走りまくった。開幕直後からそのペースで駆け抜ければ、83年巨人松本のリーグ記録76盗塁も射程圏内というわけだ。
11月の日米野球でも8試合で7盗塁を成功。秋季キャンプから好調を持ち込んだ打撃面とともに、メジャー軍団にインパクトを与えた。
「今年は全部で76回しか盗塁を試みていない。もっと塁に出るために、首位打者、最多安打、盗塁王の気持ちでやりたい」。
壮大な計画は変則3冠王まで広がる。岡田監督もすでに来季の1番構想を披露。真夏だけでなく、春も梅雨時も赤星が飛ばす。【町田達彦】
◆赤星が甲子園で車椅子の贈呈式を行った。昨季から盗塁数に応じて車椅子を病院・施設に寄付しており、今年は73台(415万円相当)を贈呈した。今季は64盗塁だが「地元(刈谷市内)の施設にも寄付しようと思い台数が増えた」と“上積み”。「盗塁が3、4個になったとしても続けたい」と来季以降も同様のチャリティー活動を行う。
[2004/12/1/09:52 紙面から]
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