阪神、バーン獲得断念…オリと合意間近
阪神が新助っ投の筆頭候補に挙げていた近鉄ケビン・バーン投手(30)の獲得断念が決定的となった。6日、ヤフーBBスタジアムで報道陣に応対したオリックス中村勝広GM(55)が「(契約は)かなり大詰めにきている。2、3日中に合意できるのでは」と発言。合併球団オリックスにプロテクトされたバーンとの契約合意が、間近であるとの見通しを明かしたのだ。
伝え聞いた阪神岡田彰布監督(47)もがっかりだった。「こればかりはオリックス次第やから…。今はこちらから何も言えないよ」と事実上の白旗宣言。オリックスの放出を見込み、バーンも阪神入りを希望しているとの情報をつかんで“相思相愛”だっただけに、ショックは大きい。まさかの大逆転負けだ。
阪神にとっての最大の誤算は、この日発表されたオリックスとドジャースの業務提携だった。近鉄入団前のバーンの所属先は、同じく業務提携していたそのド軍。いわゆる「ラソーダ・ルート」で獲得した助っ人だった。これではバーンがいくらタテジマ入りを望んでも、道義上無理という話。必然の選択肢がオリックスだった。
阪神にとっては、前横浜T・ウッズ内野手(35)に続き、投打のNO・1助っ人候補を相次いで逃がした形となる。今後はバーンの“保険”として調査していた前横浜のスコット・マレン投手(29)や、前ダイエーのブランドン・ナイト投手(29)の獲得に方針転換せざるを得ない。前広島のアンディ・シーツ内野手(33)の獲得には成功したが、もう1人の野手助っ人も未定。助っ人選びで、岡田阪神が厳しい年の瀬を迎えた。
[2004/12/12/12:16 紙面から]
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