高橋「背筋力は桧山並み」虎の野性児だ
トラの野生児だ。阪神ドラフト7巡目の高橋勇丞(ゆうすけ)外野手(18=済美)が12日、甲子園球場で行われた体力測定の背筋力で、新人トップタイの215キロを弾き出した。石原チーフトレーナー補佐は「チーム平均(200キロ)を上回っている。桧山や久保田くらいの背筋力はあります」と評価した。
岡崎と並んで弾き出した数字は大物高卒新人の入団時に匹敵する。西武松坂の260キロ、ヤンキース松井(前巨人)の240キロには及ばないが、西武に入団した清原(現巨人)の210キロを超えた。握力でも、他の新人が50キロ台だったのに対し、右72キロ、左68キロを示した。
瀬戸内海を望む愛媛・四国中央市(旧川之江市)の山野を駆け巡り、パワーを蓄えた。「田舎で、休みの日は山を走ったり、デカイ石を海に投げたりしてました。それが良かった」と振り返る。大自然での生活に加え、水泳に取り組んだ経験も大きい。「背筋は昔から強かった。スイミングは背筋にいいらしいです」。伊予三島スイミングスクールに通っていた小学5年生の時、県大会で優勝。50メートルを小学生としては速い31秒で泳き、毎日のようにプールに入っていたという。
「野球は後ろの筋肉が必要。打ったり守ったりするのに背筋は大事なんです」。済美では高校通算37本塁打を放ち、長距離砲として名を馳せた。虎の筋肉マンと言えば金本。背筋力は260キロを超える。「右と左は違うけど、見習いたい。チャンスがあればいろいろ聞きたい」。ポテンシャルを秘めた高橋は鉄人を手本に、未来の主軸を狙う。【酒井俊作】
[2004/12/13/09:29 紙面から]
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