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阪神・新旧社長タッグで井川説得目指す

 阪神フロントが今後も“ツートップ”で井川問題に取り組む。年内いっぱいで社長職を退き取締役(連盟担当)となる阪神野崎勝義球団社長(62)は28日、ポスティングシステムでのメジャー挑戦を強く要望する井川慶投手(25)との交渉役を引き続き務める考えを示した。従来の交渉役である牧田俊洋専務(54=次期社長)とタッグを組み、エースの説得を図る。

 球団納めだったこの日は実質的に球団社長として最後の日だった。来季は連盟担当に専任するがチームの一大事を放っておけない。「必要ならお手伝いする。こちらが譲る考えはないので、折れて納得してもらうまで交渉するだけ」。1月1日付けで新社長となる牧田専務も「野崎社長と2人でやる」と協力を仰ぐ構えだ。27日の第1回交渉で強いメジャー志向を球団に伝えた井川と、粘り強く折衝していく。

 野崎球団社長が27日の交渉に“特別参加”したのには狙いがある。「井川選手にも説明したが、球界改革とは無縁でない」。構造改革協議会の小委員会メンバーで、FA権取得までの期間短縮や日米間の移籍ルールの整備を押し進める立場でもある。「(FA権まで)待つのは5年より短くなるはず」という説得材料で、井川の気持ちを変化させるつもりだ。

[2004/12/29/09:42 紙面から]


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