阪神交流戦秘密兵器は79年型ユニホーム
交流戦の秘密兵器は、なつかしのユニホームだ。阪神は2月28日、キャンプ地の高知県芸西村の宿舎で球団創立70周年記念行事の一環としてオールド・ユニホームを復活させることを発表した。タテジマやTigersの文字を黄色で縁取ったタイプで、モデルは岡田彰布監督(47)が入団した79年から3年間使用されたもの。着用期間は5月6日から始まる交流戦のホームゲーム18試合。勝敗がV奪回をも左右する大事な試合で猛虎魂を復活させ、交流戦を制すのが狙いだ。
村山、江夏に江本、小林繁。田淵、掛布に真弓、ラインバック…。かつての猛虎が袖を通した“黄色のタテジマ”が今年、半世紀ぶりに甦る。阪神は2月28日、球団創立70周年事業の一環としてセパ交流戦の主催18試合限定で、オールドユニホームを着用すると発表した。タテジマやTigersの文字を黄色で縁取り、帽子のツバも黄色。モデルは岡田監督が入団した79年から3年間使用されたタイプで、ファンにはたまらない猛虎復活だ。
「岡田監督にとっても、入団時の思い出が詰まったユニホーム。チーム一丸で今年の優勝を勝ち取るために、心強い歴代OBの猛虎魂を引き継ぎたいと思っています」。
牧田俊洋球団社長(54)が、82年から消えていた“黄色のタテジマ”復活の意図を説明した。何より交流戦で着用することに意義がある。「抜けるか、落ちるか。パとの対戦はものすごい大事な戦いになるからな」。岡田監督の言葉を待つまでもなく、5月6日から始まる交流戦の勝敗がペナントレースを大きく左右する。もちろん狙うはパ6球団を食い尽くしての大量貯金だ。そこで秘密兵器となるのが、伝統のオールドユニホーム。ONらの強敵にも闘志むき出しで立ち向かって行った猛虎魂を、ここ1番で呼び覚ます狙いだ。
「エエやん。最高ちゃう」。岡田監督は大歓迎だったが、実際に試着した今岡、赤星、福原の3選手も大張り切りだった。
今岡「このユニホームで真っ先に思い起こすのは、岡田監督の現役時代のイメージ。強くて人気のタイガースです」。
赤星「このユニホームで背番号28とくれば、江夏さんのイメージ。福原が江夏さんに見えますね」。
福原「格好いいですよね。これを着たら、違うピッチングができるように頑張ります」。
甲子園でのお披露目は、5月13日の楽天戦。“黄色のタテジマ”を身にまとえば、V2を目指す伊東西武も、強力ソフトバンク打線も、新庄日本ハムも敵じゃない!? 一味違うタイガースの戦いが見られる交流戦に、大きな楽しみが増えた。【松井清員】
[2005/3/1/09:39 紙面から]
写真=79年当時のユニホームを着用しポーズをとる左から福原、今岡、赤星
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