スペンサー左太もも裏に張り、実戦先延ばし
阪神シェーン・スペンサー外野手(33=メッツ)が1日、左太もも裏に張りを訴えてリタイアした。ランニングやキャッチボールまでは全体練習に参加したが、急きょフリー打撃やシートノック参加を取りやめ。病院には行かず、その後は芸西村の宿舎で静養した。
一時は一大事かと思われたが、岡田監督は「故障と張りは違うからな」と軽症を強調。常川チーフトレーナー補佐も「普通に歩けてるし、大事を取ってのものです」と説明した。「明日の朝も張りがあれば練習をやめさせます」。2日の練習についても無理をさせない方針を示した。
スペンサーはこの日、無言を貫いた。つい先日には3月5日のオリックス戦から「右翼守備につきたい」と話すなど意欲的だった。だがこれで実戦守備デビューも先延ばしが濃厚だ。結局今キャンプでは、1度シートノックに入ったきり。本格的な守備練習は行わないまま、打ち上げの日を迎えることになった。
スペンサーは2月5日に左内転筋を負傷。その後も岡田監督の減量指令にもかかわらず、体重がベストより14キロも重い110キロに達するなど、“お騒がせ”が続いていた。そしてここ数日は花粉症の症状を訴え、揚げ句この日のリタイア。岡田監督は「痛みは本人にしか分からんやろ」と苦笑したが、首脳陣の悩みは当面尽きなさそうだ。
[2005/3/2/09:33 紙面から]
写真=左太ももの張りを訴えて守備、打撃練習ともに回避してホテルに戻り、裏口から入るスペンサー
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