スペンサー、背水8戦…楽天戦に志願出場
左太もも裏に張りを訴えて別メニュー調整を続けている阪神シェーン・スペンサー外野手(32=メッツ)が、9日の楽天戦で実戦復帰することが決まった。8日から1軍全体練習に合流できるまで回復し、自ら「出たい」と05年甲子園開幕ゲームへの出場を志願。岡田彰布監督(47)もDHとして、2月26日のオリックス戦(安芸)以来11日ぶりの実戦にGOサインを出した。
S砲にとっては背水の「8番勝負」になる。春季キャンプでは左内転筋を痛めた影響もあってバットは湿り、守備練習はシートノック1度だけ。首脳陣もいまだ実力を見極めることがでいる。
実戦派の大物なのか、ダメ外国人なのか。岡田監督は「21日(対オリックス=大阪ドーム)から最後の6試合でベストオーダーを組みたい」と明言。9日から20日広島戦(倉敷)までの8試合で実力を証明しない限り、開幕の「6番右翼」は桧山に譲ることになる。
S砲はこの日、今年初めて甲子園で行われた全体練習でフリー打撃に部分合流。46スイングで柵越えはゼロながら鋭いライナーを連発した。
「きょうはグッド。また1から投手を見ていかないといけないけど、まだ開幕まで3週間ある」。
17日には家族も来日し、発奮材料にも事欠かない。だが、岡田監督はもっとシビアに、第2第3のハードルを用意していた。
「9、10日はDHだろうけど、甲子園の残り2試合は守備もやらすよ」。
12日ヤクルト戦、13日巨人戦では初めて右翼を守らせ、外野守備もテスト。攻守すべてに合格しなければ、S砲に明日はない。【松井清員】
[2005/3/8/10:11 紙面から]
写真=練習中、岡田監督と笑顔で話すスペンサー
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