虎の選手別応援歌がリニューアル
新しい応援歌が甲子園で歌われる。阪神タイガースの選手別応援歌が7日、リニューアルされた。最大規模を誇る「阪神タイガース私設応援団」(西河秀文代表理事)のヒッティングマーチ管理委員会が作詞作曲したもので、この日から同会ホームページ(http://tigers-hm.net)でメロディー、歌詞を公開。昨年までの応援歌の大半を製作したとしてきた「中虎連合会」元会長らが著作権法違反の疑いで逮捕されたことを受け、同委員会が緊急製作した。13日のオープン戦対巨人戦(甲子園)がお披露目の場となる。
甲子園の風物詩、虎戦士のBGMが一新される。最大規模を誇る「阪神タイガース私設応援団」が、「中虎連合会」元会長らによる応援歌の著作権法違反事件を受け、10選手の曲を新たに製作した。
「愛されてきたマーチを変えることには、正直言って、とてもためらいがあります。(中略)。不正につながる曲や疑いのある曲で、選手を、タイガースを応援し続けることは、いいこととは思えません」。
「私設応援団」内に創設されたヒッティングマーチ管理委員会が、この日に立ち上げたホームページ上でコメントを発表。事件は作者不詳の応援歌を「中虎連合会」の作詞作曲と偽って著作権登録しCDを販売、不正に著作権料を得ていたとして、兵庫県警が2日に元会長らを逮捕した。
新曲選定にあたっては、同委員会の呼びかけで、全国の同応援団員から48曲の応募があった。2回の選考会議では、参加者全員が目隠しして曲を聞き、多数決で決めるなど公正を期した。すでに全国37支部に楽曲が配布され、2月下旬には各地でトランペットの練習会も行われている。今季のオープン戦5試合では「中虎連合会」結成以前に作られた「ヒッティングマーチ2番」を演奏。13日の対巨人戦(甲子園)からリニューアル・バージョンが披露される。
応援歌の歴史は古い。同私設応援団によると、「ヒッティングマーチ1番」は79年ごろ、4人のトランペット隊が映画の曲をアレンジして作った。以来、ファンによって自然発生的に歌詞が誕生した。著作権登録されていない矢野と「中虎連合会」が関与する前に作られた桧山の曲は、従来どおりに使用する。
歌詞には選手への思いが詰まっている。鳥谷も変更された1人で、同関係者は「若くてさわやかなイメージですね。これからの活躍を期待して作りました」と説明した。この日、京都市内のホテルで伝え聞いた鳥谷も「歌詞はまだ見てないです。新しい気持ちでやれそうですね。それを励みにして、甲子園で打てればいいですね」と歓迎した。同関係者は「甲子園のライトスタンドを普通のファンに取り戻したい。定着してくれればいいですね」と虎党への浸透を願っていた。
[2005/3/8/09:25 紙面から]
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