赤星、球団初4戦連続猛打賞狙う
歴史的大勝を刻んだ長崎をあとにして、空路東京に移動したナインに「マジック点灯」の朗報がもたらされた。最短優勝は23日の広島戦(倉敷)。偶然にも、2年前に優勝を決めた「9・15」から虎のカウントダウンが始まる。
14日は試合がなく、都内で移動の疲れを思い思いに癒やしたナイン。翌日の試合を前に燃える男がいた。毎年、この日にヒーローを名乗っている赤星だ。
「明日は計算上、ボクが打つことになっているんですよ。去年は新聞に『赤星の日』って書かれた記憶がありますからね」。03年には甲子園で劇的サヨナラ安打。この一打がゲーム後に決まった優勝を呼んだ。昨年は7連敗中だった中日山本昌に土をつける適時三塁打。今年とは逆の立場で、中日のM点灯を阻止する意地の一振りだった。
今年の「9・15」も何かが起こる予感がする。赤星は3試合連続で猛打賞を継続中。15日の巨人戦で3本以上打てば阪神史上初の4試合連続。今季21度目の猛打賞となり、02年今岡の球団記録に並ぶ。「あと1回で今岡さんの記録でしょ。知ってましたよ。4戦戦連続? うーん『記録、記録』って言われると直前で止めたくなっちゃうんだよなあ」と笑った。今日勝てば巨人戦12勝8敗で3年連続の勝ち越しも決まる。
舞台は整った。「ずっと優勝するぞって気持ちでやってきた。それがやっと手の届くところにきた。意識しないんじゃなくて、楽しみたい。せっかくなんだから楽しまないと損でしょ。自分の手でつかみたいって感じですね」。虎のビクトリーロードは「9・15」から始まる。【柏原誠】
[2005/9/15/12:01 紙面から]
写真=東京行きのため搭乗する赤星だったが、搭乗券が読み取りエラーで苦笑い
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