球児、疲労回復へ超スロー調整
阪神藤川球児投手(25)が若手では異例の「超スロー調整」で来季に臨むことが30日、明らかになった。今季は80試合に登板し、最多試合登板の日本記録を樹立。疲労の蓄積を不安視した首脳陣は来春キャンプの特別メニューをすでに練っている。「キャンプではほとんど投げさせない」とコーチの1人は断言した。
リフレッシュ計画の流れはこうなる。2月前半の第1次沖縄キャンプはブルペン封印だ。フォーム固めが必要なためキャッチボールやネットピッチは行うが、肩への負担はほとんどかけない。藤川のキャリアを考慮すれば異例の調整だ。ベテラン以外は2月1日の初日から投球練習を開始する。通例を無視し、沖縄の最終クールでようやく立ち投げを予定。本格投球は第2次の安芸キャンプから。かなりのスローペースだ。当然、実戦登板も遅くなる。「オープン戦は2、3試合で大丈夫」と首脳陣。大車輪の活躍で優勝に貢献した男だからこそ、スロー仕上げでも信頼は揺るがない。
この日、藤川は甲子園球場でランニングやダッシュ、キャッチボールなど約30分汗を流した。日本シリーズ終了から4日しか経っていないが、早くも来季への意気込みを見せた。来春のキャンプに関しては「(今年と)同じでも大丈夫だと思うけど、言われたことをやるだけ」と話した。特別メニューは気合十分の藤川をセーブする計算もある。故障などもってのほか。中継ぎの大黒柱に対して、来季開幕戦まで細心の注意を払う。
[2005/10/31/09:03 紙面から]
写真=藤川はおどけて色々な投げ方をまねする
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