虎の新外国人オクスプリング誕生へ秒読み
阪神の来季新外国人として、パドレスのクリス・オクスプリング投手(28)の誕生が秒読み態勢に入ったことが20日、分かった。かねてから調査に乗り出していた同投手は、昨年のアテネ五輪のオーストラリア代表で、母国を銀メダルに導いた150キロ右腕。水面下の調査を進め、この日までに阪神入りに支障なしとの情報を入手した。近日中に正式交渉に入る。オクスプリングに契約のメドが立ったことで、オリックスを自由契約になったケビン・バーン投手(31)ら“国内組”の獲得見送りを決めた。
来季の助っ人が事実上、決まった。昨年のアテネ五輪オーストラリア代表で、長嶋ジャパンを破って母国を銀メダルに導いた150キロ右腕だ。阪神はシーズン中から水面下で獲得調査を進行。この日までに“阪神入りに支障なし”との情報をキャッチした。「虎のオクスプリング」誕生は時間の問題だ。
「新しい外国人はもう1、2人に絞り込んでいます。オクスプリング? それも含めてです。これから交渉しようと思っています」。牧田球団社長はこの日、初めて豪腕獲得への具体的動きを明かした。渉外担当者が米国のオマリー駐米スカウトと頻繁に電話連絡。準決勝日本戦でオクスプリングを救援した同郷ウィリアムスの存在も、阪神入りへの好条件になっているという。牧田社長は「本人には先日伝えました」と弾かれる格好となるジェイミー・ブラウン投手(28)に正式な解雇通告を行ったことも公表した。
当然“保険”も必要なくなる。当初はオクスプリングを逃した場合の代役として、前オリックス・バーンや前広島デイビーらの“国内組”もリストアップしていた。実際オクスプリングには昨年も獲得に乗り出そうとしたが、パドレスとの複数年契約がネックとなって断念した経緯があった。だが今回は契約面でも日本行きに問題ないことを確認。これを受けて実力面で申し分ないオクスプリングに候補を完全1本化し、バーンら“国内組”の獲得を見送ることも決定した。
「五輪で日本の主力プロを相手に7回途中まで無失点に抑えたのだから、先発で2ケタ勝てる力はある」
球団首脳は開幕ローテーション入りを確信するが、これでチーム内の先発争いも激戦必至。セ・リーグ13年ぶり連覇、そして日本一へ、岡田阪神3年目の補強は着々と進行している。
[2005/11/21/09:11 紙面から]
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