矢野、故障防止へ「特製スパイク」
日本一への足場固めは万全だ。阪神矢野輝弘捕手(37)が8日、故障防止へ『特製スパイク』を発注したことを明かした。昨春はキャンプイン早々の2月5日に右ふくらはぎを痛めて離脱。開幕には間に合ったものの、調整に苦しみ抜いた経験を踏まえ新兵器導入に踏み切ることになった。
「去年は力を入れてかき込んだ時に芝生にスパイクが引っ掛かってしまった。これまでは金属の歯のスパイクだったけど、今年はポイントのものにするつもり」。金属の歯はがっちり土をとらえることができるが、プラスチック製ポイントの方が足にかかる負担は少ない。
またシーズンに入っても新たな工夫を施す。「ポイントのスパイクにすると赤土の球場では滑りやすくなるからね。前はポイント、後ろは金属の歯というようなものもメーカーに注文しているよ」。滑りにくく、疲れにくい新兵器が06年の矢野のフットワークを支えることになる。
この日、甲子園球場で開始した自主トレではランニング、キャッチボール、ティー打撃とみっちり2時間、汗を流した。来季38歳となるが現状維持で満足するつもりはない。「年をいい意味で刺激にしたい。パワーも技術もまだアップできると思う」。万全の下半身で今年も虎投をけん引する。【吉富康雄】
[2006/1/9/09:39 紙面から]
写真=甲子園で始動した矢野はグラウンドでランニング
|