関本全開18発!岡田監督20本塁打に太鼓判
阪神関本健太郎内野手(27)が3日、岡田彰布監督(48)から「変身ぶり」を大絶賛された。沖縄春季キャンプで特打を行い、103スイング中、18本のサク越え。昨年までのミート中心から、本来の力強い打撃に戻したことが高く評価され、20本塁打に太鼓判を押された。また、来日2年目のダーウィン・クビアン投手(33)は下半身を生かした新投法で球威、制球力ともアップ。岡田監督らが提唱していた「進化論」を証明した。
白球が面白いように左翼の芝生席で弾む。力強いフォロースルーから放たれた弾道は軽くオーバーフェンス。関本が「自分らしさ」を取り戻した。
「打つポイントが合えば全部100点で振れる! 今はとりあえず、タイミングとポイントを合わせることですね」
変身というより、本来の豪快な打撃がよみがえりつつある。103スイングでサク越えは18本。特打を見ていた岡田監督の声も自然と上ずった。
「変わったどころと違うわ! ファームにいるときはあれくらいの打撃をできとった。今日の打撃やったら、怖いバッターやろ。本塁打もある程度打てる。20本くらい打てるよ」
同監督が98年に阪神2軍コーチに就任した当時、関本はプロ2年目。遠くに飛ばす非凡なセンスを持つ姿に注目した。しかし02年から昨季まで関本の本塁打数は5、4、5、0。安定感を求めるあまり、スケールが小さくなった。
昨秋安芸キャンプでは「持ってるものを伸ばさんとサブで終わる」(同監督)と苦言も呈された。一念発起し、方針転換。オフは初めて本格的に筋力トレーニングも始めた。そして、ひと冬を越え、パワフルに大変身。同監督に「2番を打たせるのがもったいない」とうれしい悲鳴を上げさせた。
「金本打法」にもヒントを得た。トップの位置をつくる際に、従来より右ヒジを高く上げている。「ヒジが(体の後方に)入りやすい。金本さんを見ても上に挙げている。入らないようにするにはいい」。スムーズにバットを振り出し、最大限のパワーを球にぶつけることに成功した。
練習後、岡田監督の言葉を伝え聞くと、思わず声を弾ませた。
「エッ? ウソッ!? 練習で話し掛けられないけど…。正田さんにも『しゃべりかけないのは良いということ』と言われました」。まずは開幕までの実戦が藤本との勝負になる。「あくまで目標は20本」と唱える、戻ってきたハードパンチャーが二塁スタメンを奪えば、猛虎打線はさらに迫力を増す。【酒井俊作】
[2006/2/4/09:45 紙面から]
写真=サク越え連発の快打を見せ岡田監督から絶賛された関本
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