今岡飛びが違う!最少パワーで最大飛距離
06年は「アーチスト」として30発! 阪神今岡が飛距離アップのための「ヒント」をつかんだ。4日のフリー打撃で、76スイングで11本のサク越え。キャンプインから3日間は軽打に徹し、ほとんどフェンスオーバーしなかったが、この日は一変。意識して打球に角度をつけた。
「今日はこうしたら打球が上に上がるんじゃないかという感じでバットを出し入れしました。打球を、角度をつけて飛ばすには、どこまで(打つ)ポイントを持っていけば打球が飛ぶとかです」
リキみの抜けた打撃フォームで、滞空時間の長い打球を何度も左翼芝生席に落とした。最小限のパワーで最大限の飛距離を追求し、大きくアーチを描く芸術的な打球を実現した。
「今日は、そういう面で発見になった。去年のいいものにプラスアルファしないといけないですね」
昨季は球界史上3位の147打点を挙げた。だが、さらに上を目指し「打点を稼ぐためには絶対本塁打は必要」という。04年は28本塁打、そして昨季は29本塁打だった。目標は公言しないが、飛距離の出る角度を完全に覚えれば、30発突破も現実味を帯びる。
「最初の3日間は体づくりだからね。毎日、発見を感じられるようにキャンプをやっています。去年より上を行こうと思っています」
この日も、現在試用している「黒バット」を用い、さらにグリップテープを巻きつけた「改良型」で打ち込んだ。常に上を、最良のものを追い求めていく。【酒井俊作】
[2006/2/5/09:45 紙面から]
写真=打撃練習で快音を響かせる今岡
|