金本、ターゲットは掛布48発
2年連続40本塁打を目指す阪神金本が目標を“上方修正”した。キャンプ休日の14日、「実はな、ホームランが劇的に増えるんちゃうか、という予感があるんや」と注目告白。昨年の40発から「劇的増」とはすなわち45発以上。掛布雅之氏の球団日本人記録(79年=48本)更新も夢ではない本塁打数に照準を合わせた。
上積みの根拠は後ろに控える今岡の相手バッテリーに与える影響だ。「去年、今岡があれだけ打ったやろ。向こうにそのイメージが残っていると、どうしてもおれと勝負せんとイケンと思うはずなんよ」。昨年5番で147打点を挙げた打点王の存在が、前を打つ自分の四球数(昨季98、うち敬遠4)を減少させるはず。バットを振る機会が増えれば、さらなるアーチ量産が可能との読みだ。
シーズン45発以上は、過去18人(34回)しかない偉業だが、38歳以上で達成した選手は一人もいない。中年の星と言われた門田博光氏(南海)は44発(88年=40歳)。また王貞治氏(巨人)は1歳若い37歳での50発(77年)が最高。38歳のシーズンから40歳で引退するまで、再び40発の大台に届くことはなかった。
もし金本が目標を達成すれば、日本球界史上最も高年齢まで成長し続けた「鉄人キング」の称号を得ることにもなる。04、05年と打撃3部門で軒並み自己記録更新。例年以上にハイペースかつ順調なキャンプが新たな伝説誕生の予感につながっている。【片山善弘】
[2006/2/15/09:27 紙面から]
写真=本塁打数の“上方修正”をした金本
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