岡田監督電撃視察、石井一怖くない
阪神岡田彰布監督(48)が神宮球場を電撃視察。ヤクルト石井一久投手(32)を生チェックした。メジャー帰りの石井一とは、3月31日からの開幕カードで対戦する可能性が高い。「開幕前に1度見れたのはよかったわ」。連覇を目指す指揮官は収穫ありの手応えを感じていた。
機敏に動いた。東京ドームでのナイター・日本ハム戦に備えて前日13日に東京入りしていた。この日朝、スポーツ紙で石井一の先発予想を目にして、デーゲーム観戦を即決。平田ヘッドコーチ、正田打撃コーチとともに、タクシーで宿舎から約10分の神宮球場に急いだ。
「ストレートは数球だけで変化球が多かったな。向う(メジャー)の野球に合わせて、球を動かしたりしてきたんやろうな。抑えてはいたけど、この時期は変化球に打者の目が慣れていないしな」
4回まで神宮球場のゴンドラ席に陣取った。そこまでオリックス打線を1安打無失点に封じた左腕にも、過剰な恐怖感は抱かなかった。メジャー挑戦の前には「トラキラー」と呼ばれたチームの難敵だが、速球主体に押していたかつてとはイメージを変えていた。「スコアラーからまだそこまでの報告を受ける時期じゃない」。それだけに本格的な実戦マウンドを目に焼き付けたメリットは大きい。
1月にヤクルト復帰が決まった際には「開幕カードで投げてくるかも分からんな。最初(の対戦)が大切じゃないか」と先手必勝を誓った相手。監督に就任してからは日本シリーズ前以外で初の対外試合観戦で、開幕ダッシュへのヒントを収集した。【町田達彦】
[2006/3/15/09:34 紙面から]
写真=オリックス対ヤクルトの試合をスタンドから観戦する阪神の岡田監督
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