浜ちゃん課題「左腕撃ち」開幕猛アピール
<オープン戦:阪神11−7日本ハム>◇14日◇東京ドーム
浜ちゃんが開幕右翼を猛アピールだ! 阪神浜中治外野手(27)が日本ハムを相手に「左腕キラー」ぶりを見せつけた。2回1死一、二塁で先発須永のカーブをとらえると滞空時間の長い打球は高々と舞い、左翼ポール際に吸い込まれた。
「バットの先だったので入るとは思わなかった。自分でもビックリしました。東京ドームは狭く感じますし、入る気がしますね」
自らも目を丸くしたオープン戦2号3ランで打線に火をつけた。それ以上に、浜中自身にとっても弾みをつける1発だった。今季初めて左腕からアーチを架けた。3月31日からの開幕ヤクルト3連戦には石井一ら左腕投手の先発が予想される。アピールの重要性は浜中も百も承知だ。
「左投手はあまり打っていない。昨日(13日)も野口さんを打ってなかった。左投手の攻略は課題ですからね。昨日、打てなくて気合は入っていました」
前日13日巨人戦(岐阜)では、左腕野口を相手に3打数無安打だった。それだけに「汚名返上」の機会に1発回答。岡田監督も上昇気配を感じ取っていた。
「(調子は)徐々にな。まだ物足りんところはあるけど、実戦のなかで、ホームランやヒットが出だすと違ってくるよな」
3年ぶりに本格的なキャンプ、オープン戦を経て、開幕に挑む。フル稼働の浜中の体を支えるのは「魔法のオイル」だ。愛用するクーリングダウン用のジェルのほかに、トレーナー室には保温用ものも用意。三寒四温の気温の変動にも耐え抜く環境が整っている。
7回にも、2死から痛烈な左前打を放ち、オープン戦4度目のマルチ安打をマークした。「守備はいい感じですからね。あとは打撃です」。迫力ある打撃を取り戻したとき、浜中に春がやって来る。【酒井俊作】
[2006/3/15/09:36 紙面から]
写真=2回表、浜中は左越えに3点本塁打を放つ
|