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G大阪極秘調整、2日連続で非公開練習

2日連続の非公開練習を決定したG大阪の西野監督
2日連続の非公開練習を決定したG大阪の西野監督

 G大阪の西野朗監督(50)が「極秘調整」で代表組の不在を補う。29日の大宮戦を前に27日、非公開練習を敢行。通常は試合2日前のこの日に行うメンバー発表を1日延期した。さらに情報漏えいを防ぐために、28日も報道陣をシャットアウト。今季初めて2日連続で非公開練習を行うことを決めた。DF宮本、加地、MF遠藤の3人が不在の中、厳重な警戒態勢を敷いて、昨季2戦2敗と苦杯をなめた大宮を迎え撃つ。

 慎重な口ぶりに警戒感がにじみ出た。西野監督は「相手にはくせ者の(MF)藤本がいる。右サイドを誰かが埋めないといけない。(メンバーは)明日も少し動かして考えたい」。その意向を受けて、今日28日の試合前日練習も非公開で行われることが決定。メンバー発表も1日遅らせる異例の措置がとられた。今季初めて2日連続の非公開練習で、万全の態勢を敷く。

 警戒するに越したことはない。昨季は昇格組だった大宮の堅守速攻にはまって2戦2敗。しかも2戦とも完封された。指揮官は「2度とも術中にやられているので攻め急いだりしたくない。マグノはウチのポイントゲッターだが、あの辺(中央)のエリアは厳しいかなと思う。サイドの圧力を強めたい」と話した。

 そのサイドを任されることが濃厚なのが、G大阪が誇る若い翼。左は19歳家長、右は20歳寺田が大宮の守備を切り崩す。2人は昨季の大宮戦で出ておらず、嫌なイメージもない。家長が「ホームのリーグ初勝利を挙げたい」と言えば、寺田も「代表がいない間にアピールできたらいい。勝つしかない」と意気込んだ。果敢なドリブル突破で代表不在の穴を埋める。

 W杯イヤーを前に、代表組の心情に配慮したクラブと西野監督の決断により、戦力ダウンで臨む大宮戦。ゲーム主将のDF山口は「誰が出てもゼロで抑えたい。メンバーには何の不安もない」と言い切った。西野監督は「代表がいないからと言われないようにしたい」と勝ち点3の奪取を宣言した。【益田一弘】

[2006年3月28日9時52分 紙面から]

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