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G大阪あきれた、大連ピッチはゴミだらけ

大連での公式練習を終えたG大阪の選手たち。右は西野監督(撮影・西尾雅治)
大連での公式練習を終えたG大阪の選手たち。右は西野監督(撮影・西尾雅治)

 ピッチ最悪! ゴミ拾え! G大阪が大連実徳に“イエローカード”をつきつけた。26日にアジアCL1次リーグE組第4節・大連実徳戦に臨むG大阪が25日、空路移動後に会場の大連金州体育場で公式練習を行った。ピッチは予想以上にデコボコの上、タバコの吸い殻やゴミが散乱。錆びたカッターナイフまで落ちていた。余りのひどさに、G大阪とJリーグは大連側にグラウンド状況改善と清掃を要求した。

 予想をはるかに超えていた。25日、大連入りしたG大阪が公式練習で試合会場に足を踏み入れた途端、その“荒廃”ぶりに絶句した。グラウンドがボコボコなのは事前リサーチでわかっていたものの、タバコの吸い殻やゴミがあちこちに散乱しているとは…。

 「明日の試合は、別のところでやるんだろ?」。FWマグノ・アウベスは真顔で関係者に聞いた。「パス交換のスタイルを出すのは難しい」と西野監督は怒りを通り越し、呆れたように笑っていた。

 だが、笑えない“物体”にG大阪の怒りは沸点に達した。GK松代がゴール前に錆びたカッターナイフが落ちているのを発見。全北現代(韓国)のスタジアムにはクギが落ちていたが、錆びているとはいえ刃渡り約20センチほどの危険物は、シャレにならない。藤ケ谷も「アウエーって感じ。怖いですね」と首をすくめた。G大阪とJリーグがホームの大連実徳サイドに、試合前までのピッチ状態改善とゴミ拾いを要求する異例の事態に発展した。

 「クラブ間の国際試合なら、こういうグラウンドでやることもある。こういう中で試合を成立させないといけないと実感した」と西野監督。照明はJリーグ基準(1500 ルクス )を下回る1200 ルクス 。しかも、午後6時からの練習で点灯を要請し、当初は「まだ明るい」と拒否された。最終的に灯ったのは後半約30分だけだ。また大連が用意した宿舎から会場までバスで45分もかかる。

 過去3大会、日本のクラブは中国のアウエー戦で1度も勝っていない。チーム力の真価が問われる戦いで、中国王者をなぎ倒し、G大阪が日本勢初の1次リーグ突破に王手をかける。【西尾雅治】

[2006年4月26日9時12分 紙面から]

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