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C大阪にマジョルカ大久保復帰プラン

 C大阪が低迷打破の救世主として、マジョルカにレンタル移籍中のFW大久保嘉人(23)を復帰させるプランが浮上した。W杯中断期間前ラストマッチとなった7日の川崎F戦は0-1と完封負け。12節で1勝3分け8敗という最下位に沈む深刻な状況を踏まえ、補強の目玉として西村昭宏GMが「選択肢の1つ」と明言した。マジョルカの今季最終節(14日、サラゴサ戦)終了後にもクラブ間で交渉が行われ、復帰が決まる可能性がある。

 まさかの最下位のまま中断期間を迎えたC大阪が、大久保を復帰させて巻き返しを狙う可能性が出てきた。西村GMは「マジョルカとの話し合いができていないから何とも言えないが、チームがこんな状況だから(中断期間中の)補強の選択肢の1つになるのは確か」と前向きな姿勢を示した。マジョルカの今季最終節後にもクラブ間で正式な話し合いが持たれるが、C大阪復帰が現実味を帯びてきた。

 大久保は7日のベティス戦のメンバーから漏れ、2戦連続でベンチ外。事実上の戦力外通告を受け、6日に「来季もマンサーノ(監督)だったら、出るしかない」と退団の意思を表明。大久保保有に関する優先選択権はマジョルカ側にあるが、高額な移籍金を支払って、出場機会の少ない大久保を買い取る可能性は低く、退団は決定的。欧州の他クラブへの移籍の可能性も残されてはいるが、大久保は代理人がおらず、新たな移籍先を探すのは現実的に厳しい。

 C大阪は計算できるFWが西沢と柿本しかいないため攻撃陣の補強が最大の焦点になる。この日の川崎F戦も決定的なチャンスを何度も外して2試合連続の無得点。12節を終えわずか1勝とJ2降格の危機にある。大久保が所属した03年度にC大阪を天皇杯決勝まで導いた塚田監督は「いろんなオプションを持てるにこしたことはない。強化スタッフと話し合いたい」と、起爆剤としての復帰を歓迎。出原社長も「監督と強化部が(復帰を)望むなら、ありえるわな」と、今後の話し合い次第では復帰を容認する考え。早ければW杯前にも「C大阪大久保」が誕生する可能性がある。

[2006年5月8日9時44分 紙面から]

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