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C大阪「名波効果」で最下位脱出/J1

前半、梶山(左)と競り合う名波(撮影・樫山晃生)
前半、梶山(左)と競り合う名波(撮影・樫山晃生)

<J1:C大阪3-2東京>◇第21節◇30日◇国立

 C大阪が「名波効果」で最下位を脱出した。移籍後初先発したMF名波が、後半25分に交代するまでの全2点を演出した。開始2分にゴール前へクロスを上げMF河村の先制点の起点になると、後半7分にはCKからDF藤本のゴールをアシスト。出場した3試合の合計147分で絡んだ得点は5点。名波がピッチに立った時間に生まれた得点は、全て名波が演出した。

 「自分はヒデ(中田氏)ではないし(中村)俊輔とも違う。スーパーマンじゃないからボクが入ってチームが激変することはないよ。少しずつ、少しずつ良くなっていけばいいこと」。

 名波が加入後は2勝1分け1敗。4月29日以来、4カ月ぶりにテールを脱出した。ベンチに下がってからも「最後までみんなと一緒に戦う」と終了まで立ったまま声を送り続けた。

 「正直、下を向いてばかりいて気に食わなかった」(名波)。移籍後は嫌われ者になる覚悟で、選手らと1対1で問題点を話し合ってきた。この日、ダメ押し弾を決めたFW西沢は「天才だよ。本当にすごいんだって。ナナ(名波)が入ってみんなの意識が変わったんだから」と証言する。名波に刺激を受け、泥沼の状況にいたC大阪がようやく上を向いて歩みだした。【益子浩一】

[2006年8月31日9時50分 紙面から]

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