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G大阪寺田、代表残留へ猛烈アピール

- 前半、軽快なドリブルを見せる寺田紳一(撮影・栗木一考)
<練習試合:U21日本代表3-2神戸>◇大阪・長居◇20日
G大阪の若武者が万能ぶりを見せて代表残留をアピールした。U-21(21歳以下)日本代表候補は20日、大阪・長居でJ2神戸との練習試合を行った。右サイドで出場したMF寺田紳一(21)は、3つのポジションで持ち味を発揮。成長を続ける男が、多くのライバルを前にキレのある動きを見せつけた。
寺田が万能ぶりで生き残りをアピールした。右のち左、のち真ん中。60分間、3つのポジションで走り抜いた。「いつもより15分長いし疲れると思ってたけど、なんとかできました」。笑顔を交えながら満足げな表情で振り返った。
まずは定位置の右サイド。チームで務める慣れたポジションで縦横無尽に走り回った。5分にはペナルティーエリア手前からチーム2本目のシュート。12分にはドリブルで相手DFを抜き去った。「反町監督にはボールを取ったあと、相手を追い越す動きをしろと言われた」。中盤からは最前線へラストパスをつなげるなど、攻撃にアクセントをつけて好機を演出した。
複数ポジションをテストする意図で、30分過ぎからは左サイドのMF関口(仙台)と入れ替わり、50分過ぎにはボランチの位置に入った。「試合前からポジションが変わることは言われていた。2つも変わったけどなんとかできました」。終盤には最終ラインでのディフェンスでピンチを防ぐなど、戸惑いながらも攻守に光るプレーを見せた。
練習試合という名のセレクションに井原コーチは「寺田? 選手の評価は言えないけど、特徴のある選手が集まり、それぞれが持ち味を出せたと思う」と話した。12月のアジア大会に向けてライバルは多い。「今後はもっと、決められる部分で決めないといけない」。連覇を目指すG大阪の中でも、後半戦からはベンチ入りを続ける成長株。参加メンバーの中で最も小柄な体が、大きく見える活躍だった。【近間康隆】
[2006年9月21日12時46分 紙面から]
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