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G大阪西野監督、逆転Vへ来季続投決定的
G大阪が、早々に来季体制を固めて首位浦和を追撃する。西野朗監督(51)の来季続投が15日、決定的となった。昨年に2年契約をかわしており、続投は既定路線だが、全幅の信頼を寄せるクラブ側は来季体制を早期に固め、連覇を後押しする。首位浦和は、DF闘莉王(25)の3戦連発弾などで福岡に2-1と快勝。残り7試合で勝ち点5差と厳しい状況に追い込まれたG大阪が、来季6年目の長期政権となる西野監督の下、逆転連覇へのシナリオを描いていく。
J史上初の通算150勝にあと4勝と迫る名将への信頼は揺るぎない。G大阪が来季も西野体制を維持することを決めた。昨年、3度目の2年契約を更新しており、続投は規定路線だが、ここまでの優勝争いをあらためて評価。トニーニョ・セレーゾ前鹿島監督と並ぶリーグ最長6年目の指揮権も託すことを決めた。
チームはDF加地らの欠場の影響もあり、ここ3試合勝ちなしと正念場を迎えている。この日、福岡を下した首位浦和との勝ち点差は「5」。直接対決を残すものの、残り7試合で逆転連覇を目指すため、早期に来季体制を固めて指揮官を後押しする。
今季は、初優勝の原動力となったアラウージョ、大黒が退団する危機からチーム作りを強いられた。だが西野監督は「さらにグレードを上げる」と攻めの姿勢を強調。フロントもマグノ・アウベス、播戸、加地、明神と総額7億円の大補強で支援した。アジアCLを戦いながらもリーグ戦で常に上位をキープ。試行錯誤しながらも着実に白星を積み重ねてきた。
その卓越した手腕に連覇の命運もかかる。肝機能異常のMF遠藤は16日に再検査を受けるが、22日東京戦は絶望的。「戦力が整わない中でやることに麻痺してきた」。西野監督はこの日の練習後、自嘲気味に話したが、最善の策は打った。播戸ら他の代表組の疲労も考慮して急きょ、17日まで連休にした。「まだヤマはある」。百戦錬磨の指揮官には、逆転Vへの道が見えている。
[2006年10月16日9時34分 紙面から]
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