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G大阪遠藤が緊急入院、今季絶望か

 G大阪MF遠藤保仁(26)が、今季中に復帰できない可能性が出てきた。G大阪は21日、肝機能低下で自宅療養していた遠藤の状態が悪化し、20日に兵庫県西宮市内の病院に緊急入院したと発表した。ウイルス性肝炎の診断も、原因が特定されておらず、合併症の検査など今後は最低でも1週間程度の入院が必要。長期離脱は確実で、首位浦和を追走するG大阪は、優勝争いの佳境も遠藤抜きの戦いを強いられそうだ。

 G大阪に衝撃が走った。肝機能低下で離脱中のMF遠藤が最悪の場合、今シーズン絶望となる可能性が出てきた。日本代表のアジア杯予選インド戦の遠征中に発熱。12日に帰国後は自宅療養していたが、20日朝になって微熱から39度に上昇。検査の結果、肝機能数値もさらに上がったため、そのまま兵庫県西宮市内の病院に急きょ入院していた。

 柳田博美チームドクターはこの日「(入院は)少なくとも1週間ぐらいはかかるかも。経過を見ている中で昨日(20日)急に悪くなった」と説明した。16日の検査では肝機能数値こそ横ばいだったが、不安視されたA型、B型肝炎の抗体反応は陰性。3週間程度の安静で回復するとの見立てだった。しかし、その見通しは白紙に戻された。

 インドで感染した可能性はないものの「ウイルス性肝炎」の原因は不明。状態が急激に変化したため「想像していない合併症がないかなど精査、加療していく」と同ドクターは話した。今後は安静にして経過を見るしかなく、長期離脱は必至。練習再開のメドすら立てられないのが現状だ。

 22日の東京戦に向け最終調整した西野監督も「今はアイツと試合を結び付けられない」と鎮痛な表情で話した。遠藤に何度か電話していたDF山口は「本人が1番、歯がゆいし悔しいと思う。僕らが踏ん張っていかないといけない」と力を込めた。ここ3試合勝ちがなく、この日川崎Fと引き分けた首位浦和とは暫定で勝ち点差6。遠藤の無念をそれぞれが胸に刻み、G大阪が連覇への試練に挑む。【西尾雅治】

[2006年10月22日9時12分 紙面から]

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