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G大阪家長びっくり飛び級初代表入り

後半、広島MF森崎浩と競り合うG大阪MF家長(撮影・宮崎幸一)
後半、広島MF森崎浩と競り合うG大阪MF家長(撮影・宮崎幸一)

 U-22(22歳以下)日本代表のG大阪MF家長昭博(20)が、飛び級で初のA代表入りだ。21日、ペルー戦(24日)の日本代表メンバーに7人が追加招集された。左利きの天才ドリブラーはMF登録ながら、FWもOKというオシム監督好み。「なにわのポリバレント」がA代表でも大暴れを狙う。ほかにも名古屋MF本田圭佑、千葉MF水野晃樹の五輪世代、スピード抜群の大分FW松橋章太ら、勢いのある攻撃的選手ばかりが名を連ねた。

 ついに家長がA代表の座を射止めた。飛び級選出の朗報は、アウエーのナビスコ杯広島戦から帰阪後に届いた。サプライズ選出に一番驚いたのは本人だ。「選ばれたことをうれしく思うと同時に、とてもびっくりしてます。試合に出られるよう頑張りたいと思う」とコメントを発表。28日のシリア戦に向けたU-22代表招集も確実で、A代表からの「ハシゴ参戦」になる。

 オシム監督が高く評価するポリバレント(複数ポジションをこなす能力)を体現する。左利きのドリブラーは昨季、G大阪で大半が左サイドでの出場だったが、今季は左足のシュート力をより生かすべく、西野監督が右サイドに抜てき。MF登録でいてFW起用も増えた。J開幕の大宮戦では3トップの一角で途中出場し、決勝点をアシストした。

 この日の広島戦でも4-4-2の2列目右サイドで先発。前半43分にはドリブルでカウンターを仕掛け、右サイドからのパスで、二川の先制点を演出。「このポジションにやりやすさを感じる」と手応えをつかんでいる。

 「僕は五輪代表でも出れるか出られないかという立場」と言い、A代表は遠い存在だった。今回はオシムジャパンで左サイドを務めてきたMF三都主がザルツブルク移籍直後で不参加。周囲の期待は高まっていたが「オシム監督のやり方はそういう(空いたポジションを埋める)選び方をしてる風にも見えないんで…」と話していた。

 まさにポジションは関係なし。ポジションは左右どちらでもOK、ゴールも狙える能力を買われた。「なにわのポリバレント」が初招集のペルー戦で、一気にA代表デビューを狙う。【北村泰彦】

[2007年3月22日9時45分 紙面から]

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