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G大阪猛爆5発、今季初の首位/J1

- 前半23分、ゴールを決めたG大阪バレーはCKを蹴った遠藤(左)と抱き合って喜んだ(撮影・加藤哉)
<J1:G大阪5-2磐田>◇第7節◇22日◇万博
ドドンと5発や! 首位や! G大阪が磐田を5-2で破り、今季初めて首位に立った。「優良助っ人」FWバレー(25)の2ゴールなど今季チーム最多の5得点。前線からの激しい守備を徹底し、攻撃陣が爆発した。ホーム不敗記録はJ1単独3位の「19試合」にのびた。
首位獲りへ。猛爆5点の発火点はバレーだった。前半7分の先制ゴール。DF安田の左クロスをMF二川が頭で流すと、190センチの巨体を生かし、相手DFと競り合いながら強引に体で押し込んだ。23分にはMF遠藤のCKに走り込み、頭で豪快に3点目。泥臭く、堅実に4戦ぶりのゴールを2発決めた“優等生”は「僕だけの力じゃない。チーム全体の努力の結果だよ」と繰り返した。
マジメな助っ人だ。昨季まで在籍した甲府では、チームに溶け込もうと日本語習得に「公文式」へ通った。大男が小学生に混じって勉強した。伝え間違いを避けるため、マスコミにはポルトガル語で通訳の助けを借りるが、同僚には「チョット小耳ニ挟ンダンデスケド…」などと妙に高度な言い回しで、会話を仕掛けるという。
FWマグノ・アウベスにも積極的にアプローチ。昨季甲府で14得点というプライドがあるはずなのに、気難しい一面も持つエースとフランクな関係を築いた。プライドの衝突も懸念されたが「バレーが気さくで、うまくやっている」と関係者はいう。一緒に外食する「ファミレス仲間」として、ピッチ外でも相互理解を深めてきた。
そんなバレーが、快勝の要因を明かした。「中盤をコンパクトにやろうとみんなで言い合っていたんだ」。守備に奔走する前線に、中盤から後ろも続いた。試合前のミーティングで、西野監督が強調したのが守備意識だった。前節新潟戦は2失点で逆転負け。「絶対にゼロに抑えよう」と普段より10分以上長い30分間も熱弁を振るった。
今季のスローガン「超攻撃」の土台は、全員で激しくプレスをかける守備だ。DF山口は「序盤からみんな積極的にいけた。前からプレスに行った結果が得点につながった」と原点に返った効果を挙げた。
これでホームで19試合連続負けなし。今季最多5得点で、首位浮上だ。「この時期に順位は意識していない。ただ、チームの方向性が結果を出す中で打ち出せている」と西野監督。手応えたっぷりの白星で、2年ぶりV奪還へ再び走り始めた。【北村泰彦】
[2007年4月23日9時44分 紙面から]
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