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G大阪遠藤、独走Vへセットプレー解禁

大宮戦に向けた意気込みを語る遠藤
大宮戦に向けた意気込みを語る遠藤

 G大阪MF遠藤保仁(27)がセットプレーを「完全解禁」し、独走Vへさらに勢いをつける。30日大宮戦(駒場)に向け、28日は別メニュー調整。左足首ねんざの影響から前節東京戦(23日)は序盤のCKをMF二川に任せていたが、回復とともに「できれば蹴りたい」と意欲十分。今季セットプレーで得点に絡んだ試合は4勝1分けと不敗。今季開幕戦でなかなか1点が取れず苦しんだ大宮の守備網を崩し、アジア杯中断前最後の試合をすっきり飾る。

 遠藤は入念に大宮戦に臨む態勢を整えた。前日まで日本代表合宿に参加していたため、この日は治療と疲労回復に専念。左足首には依然テーピングを施しているが「最初のころと比べたら、だいぶよくなっている」と回復を実感。軸足に負担が掛かるためセーブしてきたセットプレーも「できれば蹴りたい」と「完全解禁」へ意欲を見せた。

 20日横浜戦で左足首を強くひねった。3日後の東京戦はフル出場したが、序盤はCKをMF二川に任せていた。時間の経過とともに「行ける」と好感触をつかみ、前半39分から蹴り始めた。だが、FKもコースを重視。全力のキックは避けていた。

 だが、大宮戦は遠藤のセットプレーが大きな鍵となる。引いた守備に手こずり、開幕戦では無得点ドローの危機に陥った。15位に低迷しているが、失点は3位タイの16でG大阪より1つ少ない。最近8試合連続不敗のうち無得点ドローが4回。「その(守備的な)スタイルが確立されている。完全に組織をつくられたら崩しづらい」と西野監督も警戒する。MF橋本は「セットプレーで崩すのが一番」と分析した。

 だからこそ、遠藤の足が重要になる。その武器に関して岩城トレーナーも「自分で強度を調整しながら蹴れる選手。制限するほどの状態ではない」と回復を認める。27日の日本代表での練習試合・流通経大戦で遠藤は「別に無理する必要はないから」とMF本田(名古屋)にCKを任せた。それもアジア杯中断前最後の一戦に「温存」するため。遠藤が、得点に絡めば今季無敗のFK&CKで独走Vへけん引する。【北村泰彦】

[2007年6月29日9時41分 紙面から]

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