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G大阪“流儀”変えてナビスコ杯Vへ

- イレブンを前に西野監督(中央)は指示を出す(撮影・渦原淳)
G大阪西野朗監督(52)がナビスコ杯初優勝へ、異例の切り替え策に打って出た。11月3日の決勝川崎F戦(国立)に向けた練習が30日、スタート。リーグVが絶望的となった27日清水戦の完敗ショックを断ち切るため、同監督は当初予定していた今週の練習時間や場所を大幅に変更した。31日からは今季初の2日連続非公開練習とし、選手にもかん口令を敷くなど、一気に決戦ムードを高めた。
悪循環は根こそぎ断ち切らなければならない。オフが明けたこの日、西野監督は選手に31日の練習変更を告げた。当初は午前9時から公開での練習を予定していたが、午後の非公開に変更。さらに11月1日の非公開練習も、場所を変えた。「集中してトレーニングをやりたいということ。あまり皆さん(報道陣)には見せたくないので」と説明した。
27日清水戦の黒星は、それほどショックが大きかった。故障を抱えるDF加地、MF明神を強行先発させ、負傷明けのFWバレーも先発起用したが機能せず1-3の完敗。翌28日に引き分けた首位浦和との勝ち点差は7に開き、リーグVは絶望的となった。しかし、それを引きずってはナビスコ杯まで影響する。現時点で最も近いタイトルを逃すわけにはいかない。
G大阪の2日連続の非公開練習は極めて異例だ。毎週1回が原則で、通常は西野監督が選手の起用法を明かす“おとこ気”を見せる。しかし、この日は「情報戦でもある。一発勝負なので、あまりオープンにはしたくない」と慎重な発言に終始。練習後は川崎Fのビデオを見せ、選手間でミーティングを課したが「内容は話さないように」とかん口令まで敷いた。
初優勝にかける意気込みは選手に伝わった。FW播戸は「監督も気合入ってる」と受け止め、DF山口も「監督からのメッセージだと思う」と気を引き締めた。流儀を曲げてまで臨む大舞台。1週間で、悪夢を歓喜に変えてみせる。【北村泰彦】
[2007年10月31日10時5分 紙面から]
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