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播戸移籍か残留か「一番いい場所で」

- 練習でシュートを放つG大阪FW播戸。左はバレー(撮影・岡潤一)
G大阪FW播戸竜二(28)が移籍も視野に入れながら、来季の所属先を決める考えを明かした。14日、吹田市内のクラブハウスで1回目の契約交渉に臨んだ。500万円増の年俸5300万円を提示されたが「自分が一番いい(と思う)場所でやりたい」と更改を保留した。今季は先発17試合に終わり、来年2月に始まるW杯アジア3次予選での日本代表入りのためにも出場機会が欲しい。他クラブからオファーが届けば、移籍を決断する可能性もある。(金額は推定)
交渉を終えた播戸の口から、最後まで残留宣言は出てこなかった。推定年俸5300万円の提示を受け「評価はしてもらってる感じ」と話したが、表情は晴れない。移籍も視野に入れた悩める胸中を明かした。
「いろいろ考えて、自分が一番いい(と思う)所でやれるのが一番やと思う。ここからはどうなるか分からん。ちょっとずつ話し合いながら、決めていく。天皇杯を戦いながら、しっかり考えたい」
G大阪移籍2年目の今季は、苦悩のシーズンだった。昨季得点王のマグノ・アウベスに、甲府からバレーが加入。助っ人2トップとのレギュラー争いを強いられ、先発は17試合だった。昨季より7点少ない9ゴールに終わり「ずっと先発で出てる方がリズムがつかみやすい」と漏らしたこともある。日本代表にも完全定着できなかった。
来年8月で29歳。もう若くはない。来年2月からはW杯アジア3次予選が始まる。岡田新監督の就任で代表の選手選考は横一線。Jリーグで結果を出し続ければ定着のチャンスはあるが、来季もG大阪のポジション争いは厳しい。クラブは東京FWルーカスの獲得に乗り出し、交渉は順調。加入が決まれば、今季20得点のバレーを含めた外国人との争いを再び強いられる。
「レベルアップできる環境でやれるのが一番。そういうことを総合的に考えて決めたい」。G大阪への愛着は人一倍強い。もちろん残留を選ぶ可能性はあるが、去就は流動的になってきた。【北村泰彦】
[2007年12月15日9時23分 紙面から]
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