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G大阪バレー弾で快勝/パンパシフィック

- 後半、ギャラクシーMFベッカムとG大阪FWルーカスは接触プレーの後、言い争う(撮影・築山幸雄)
パンパシフィック選手権:G大阪1-0ギャラクシー>◇20日(日本時間21日)◇米ハワイ州ホノルル◇1回戦
【ホノルル(米ハワイ州)=木村有三】G大阪が元イングランド代表のスーパースターMFデビッド・ベッカム(32)擁する米MLSのロサンゼルス・ギャラクシー戦を1-0で破った。前半3分にFWバレー(26)が先制ゴール。MF遠藤ら日本代表、U-23日本代表の主力7人を欠きながら、ベッカムに決定的な仕事を許さず、完封した。今季初タイトルへ、23日(日本時間24日)の決勝で、ヒューストン・ダイナモと対戦する。
常夏のハワイで、G大阪がベッカムを凍りつかせた。試合開始からトップギアだ。前半3分、ミネイロのパスにバレーが猛スピードで抜け出し、左足で決めた。ぼう然と立ち尽くすベッカムらの前で、ガッツポーズを繰り返した。「ボクの特徴が出たゴールだった。初戦を勝ててうれしい」。日本の代表クラブとして、存分に力を見せつけた。
主力7人不在のハンディを感じさせなかった。日本代表のDF加地、水本、安田、MF遠藤、橋本、FW播戸は東アジア選手権に参加し、U-23日本代表MF寺田は米国遠征中。代わりに新戦力が躍動した。ミネイロは左サイドバック(SB)で攻撃参加し、FWルーカスはトップ下で中盤を組み立てた。西野監督は「このメンバーが今のG大阪。今日はこれ以上要求できない」とたたえた。
意気込みが違った。12日に参加4チームのうち1番乗りでハワイ入りし、準備してきた。前日の公式練習では、ボールが大きく弾む人工芝のピッチの特徴を把握し、対応した。一方、ギャラクシーは18日にハワイ入り。ベッカムがサンダル履きでニヤつきながら公式会見に登場。
そんな姿に、G大阪が燃えた。マッチアップしたミネイロは激しく体をぶつけ、なぎ倒した。後半20分すぎには、ルーカスが接触プレーを巡ってベッカムと口論するなど、スーパースターを“本気”にさせた。ゲーム主将のDF山口は「ゼロに抑えたのはすごく自信になる」と胸を張った。
西野監督はベッカムのクロスを評して「ピンポイントで出てくる。あれが(世界の)スタンダードなんだろう」と感心した。それでも堂々の決勝進出。今季狙える7冠のうち、最初のタイトルに王手をかけた。
[2008年2月22日9時52分 紙面から]
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