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デカ腰痛「あかん」合流いきなり離脱

- DF江添と競り合うFW森島康(左)(撮影・奈島宏樹)
U-23(23歳以下)日本代表のC大阪FW森島康仁(20)に試練が訪れた。同代表の米国遠征から24日に帰国し、26日午前に高知合宿中のC大阪の練習に合流した。だが、腰痛を発症し午後は治療に専念。米国でハットトリックまで決めたデカモリシがいきなり離脱となった。しかも先発を争うブラジル人FWカレカ(24)が絶好調。3月9日のJ2開幕戦、水戸戦(笠松)の先発奪取へ逆境を乗り越えるしかない。
デカモリシの腰が悲鳴を上げた。午前の戦術練習中に「あかん。交代して」とピッチから退いた。宿舎に戻りマッサージなどの治療に専念した。「米国に行く前から少し痛かった。大丈夫やと思ってたのに…座っていても、寝ていても痛い」と表情をゆがめた。
U-23代表の米国遠征中の練習試合ではハットトリックを決めた。だが、長時間、航空機で移動し腰痛は悪化。無理をして練習に参加はしたが、無念の離脱となった。オフは食事制限や自主トレで体を追い込み、徹底した体調管理をした。それだけに「ほんまショック。あれだけ体、ケアしてたのに…米国遠征の成果なんて何もない」と、最大の魅力とも言える強気な姿勢さえ消えた。
自分と同タイプの新助っ人の存在で一層、焦りも募る。強烈な両足のシュート、力強いポストプレー。新加入のカレカが高知合宿中にレビークルピ監督の大きな信頼をつかんでいる。デカモリシにとっては、ブラジル人FWとガチンコの定位置争いをするのは初めての体験だ。「カレカに勝たなあかん。そこに挑戦しないと道は開かない」と悲壮な決意だ。
レビークルピ監督は「デカモリシに関しては、しばらく様子を見たい」と話し、27日の練習試合、カマタマーレ讃岐(四国リーグ)戦は欠場が濃厚。「うまく腰痛と付き合いながら、治していくしかない」と自らに言い聞かせるデカモリシ。C大阪と北京五輪のエースとなるためにも、試練は乗り越えてみせる。【奈島宏樹】
[2008年2月27日9時44分 紙面から]
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