このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 大阪 > エヴェッサ > ニュース


大阪メニュー
エヴェッサメニュー

大阪が連覇、高松を下す/bjプレーオフ

2連覇を達成し、喜ぶニュートン(右)と波多野(撮影・築山幸雄)
2連覇を達成し、喜ぶニュートン(右)と波多野(撮影・築山幸雄)

<bjリーグ・プレーオフ:大阪94-78高松>◇優勝決定戦◇22日◇東京・有明コロシアム

 大阪エヴェッサ(レギュラーシーズン1位)が2連覇を達成し、黄金時代に突入した。プレーオフ決勝でで参入1年目の高松(同3位)と対戦。今季3勝5敗で唯一負け越していた苦手を相手に、自慢の攻撃力が爆発した。Fデイビッド・パルマー(25)の33得点を筆頭に、SF波多野和也(25)は最後の第4Q(クオーター)だけで勝負を決める6得点(計8得点)を挙げるなど、主役が実力を発揮した。

 日刊スポーツ制定「マン・オブ・ザ・マッチ」の年間MVP「マン・オブ・ザ・イヤー」には波多野が選出され、リーグ表彰のMVPはパルマーに決まった。

 大阪の選手はV2用の特製Tシャツを着て、表彰式に臨んだ。銀色の紙吹雪が無数に宙を舞い、会場の約1000人のブースターから惜しみない拍手が送られた。06-07シーズンのファイナルは、大阪が高松を下して幕を閉じた。

 「連覇できてうれしいですね。昨日(準決勝大分戦は接戦で)冷や冷やしたので、そのぶん気を引き締めて勝つことができた」とSF波多野は話した。05年ドラフト1巡目入団の日本人エースは、胸を張っての表彰式だった。

 今季最も成長した波多野は、決勝でも存在感を発揮した。75-65の8点リードの第4Q途中で、波多野が速攻から仕掛けた攻撃が相手のファウルを誘うことになった。フリースロー2本を成功させ、その後も2点シュートを2本決めた。執念の猛追を見せていた高松に、この6得点で息の根を止めた。計8得点だったが、実に効果的な攻撃参加だった。

 「今日は相手のスパークス選手をマークにつけと指示が出ていた。最初はやられたけど、後半はそんなにやられていない。守備は良かったと思う。ボク自身はほとんど攻撃をしてなかったし、あの場面だけじゃないですか」。

 今季は体重を7キロ増やして、92キロで開幕を迎え、シーズン中にも増量に成功して現在は95キロだ。外国人とのゴール下での肉弾戦に負けることがなくなり、リバウンド獲得に大きな進歩を見せた。本社制定「マン・オブ・ザ・イヤー」を受賞したのも、目立たないリバウンドの仕事を懸命に遂行し続けたからだ。

 「もしその部分を評価されたのなら、本当にうれしい。ほかの選手とは特徴が違うし、ボクはゴール下で頑張る選手だから」と波多野は言う。

 母親フーチさん(53)の故郷ブラジルで生まれ、9歳で父親の母国日本に移住した。ミドルネームはジェームス。だから愛称は「J」。野性的なルックスとプレーで既に人気は全国区になっている。この日は父昭さん(60)が実家の横浜市内からプロ入り後、初めて応援に駆けつけてくれたという。

 「お父さんが見に来てくれたので。実は高校時代のウインターカップ以来2度目なんです。すごくバスケをやることに理解してくれてたし、いいところを見せたかったんです」。波多野は会心の笑顔を見せた。

 3年目の来季は、さらにレベルアップを図らなければならない。レギュラーシーズンで1年目が307得点、今季が316得点と増やした。出場時間が1115分から1199分へとアップさせている。確実に成長しているが「例えば、ドライブしてからのシュートとか、技術的に取り組むべき部分がある」と比嘉アシスタントコーチ。いつかNBAへと夢を描く25歳は、無限大の可能性を抱えて3連覇の原動力になるはずだ。

[2007年4月22日23時28分]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー



このページの先頭へ