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小山武明コラム「World Golf」
<お知らせ>
「小山武明コラム「World Golf」」は下記のアドレスに移転いたしました。
http://www5.nikkansports.com/sports/golf/koyama/top-koyama.html
今後とも、よろしくお願い致します。
JGTOのプロ宣言はいつ?
石川遼君が「プロ宣言」しました。「プロ宣言」。10年前の日本にはなかった言葉です。99年に日本ゴルフツアー機構(JGTO)が発足、日本プロゴルフ協会(PGA)主管のプロテストに合格しなくても、力さえあれば主催者推薦などでプロとしてツアー参戦できるようになったのです。 さて、石川君のプロ転向会見を仕切ったのはJGTOですが、個人のプロ転向の舞台をツアーが用意するのは前代未聞でした。
低迷する(私はそう思っていませんが)日本男子ツアーにとって、女子ツアーの宮里藍に匹敵する「金の卵」。ツアーは盛り上がるでしょう。あのハニカミ王子が毎週試合に出るんですから。人気選手や強い選手がいて、ゴルフを始める人が増える、その道具を使う、コース、練習場に人が入る-。これがゴルフが今後人気スポーツとして発展していく青写真です。
ただ、会見を仕切ったJGTOはどうでしょう? 世界のツアー機構の中でもお金のない弱貧団体。賞金額で世界3位のツアーなのに、機構の運営費は選手の賞金からトップオフしている状況です。
仮に石川君の会見を、肖像権や著作権を確保してプロデュースできていれば…。プロゴルフは本来、選手、観客、メディア、機構、スポンサーの5つが調和して成立するもの。それにはJGTOがもっと力をつける必要があると思うのです。確たる形を持って、確実な利益を上げていく。「選手の肖像権」などを管理でき、収入を自前で確保できる団体になる-。JGTOのそんな“プロ宣言”が待ち遠しいですね。
(2007年1月16日付 紙面掲載)
- 小山武明(こやま・たけあき)
- 1964年(昭和39年)7月7日、東京都生まれ。中大卒業後の89年、米国フロリダ州オーランドでゴルフ場所属のプロに。01年から「The Golf Channel」のコメンテーターとして活躍中。ブログアドレスは http://takekoyama.exblog.jp/ 177センチ、85キロ。
